溺水

子どものそばにいること
子どもから決して目を離さない

水の事故は後を絶ちません。意外かもしれませんが、室内での水の事故が多く発生しています。よちよち歩きをし始めたころから、2歳の誕生日を迎えるまでは特に注意が必要です。浴室の扉は必ず閉め、残し湯をしないように。入浴中も子どもから目を離さないようにしてください。

また5歳を過ぎるころからプールや海、川などでの水の事故が増えてきます。屋外での水遊びの際には、周囲の大人が子どもから決して目を離さないことが大切です。万が一の事態に備え、心肺蘇生法(人工呼吸や心臓マッサージなど)を習得しておくことも重要です。

応急処置の方法

  1. 子どもが溺れたらすぐに水から引き上げましょう。
  2. 多少水を吐いても、大声で泣き反応があるようならひとまず安心。
  3. 温かくしてから病院へ。
  4. 名前を呼んでも反応がない、息をしていない時はすぐに心肺蘇生法を行い、名前を呼んでも反応がない(意識がない)、息(呼吸)をしていない場合は一刻を争うと考えてまずは救急車を呼び、人工呼吸や心臓マッサージの処置を行いましょう。
    ※医療機関を受診する時は、子どもを毛布などでくるみ温かくしてください。