異物誤飲

何をどのくらい飲んだのか
直ちに確認すること

 子どもの「誤飲」は大人と比べて圧倒的に多いことが特徴です。「誤飲」は6ヵ月から2歳ころまでの子どもに多い事故です。6ヵ月を過ぎたころから何でも口に入れたがるようになり、「誤飲」が増えるのです。食べ物ではないモノを食べてしまうと中毒症状を起こし、喉に異物を詰まらせるなどの重大な障害を起こします。命にかかわる危険性もあり、注意が必要です。

 この「誤飲」の原因の一番はタバコです。そして2番めに多いのが洗剤や薬です。このようなモノがある場合は、子どもの手の届かない場所に置きましょう。

応急処置の方法

  1. 何を飲んだのか落ち着いて確認しましょう。
  2. 部屋が乾燥しないように加湿します。
  3. どれくらいの量を飲んだのか確認しましょう。
  4. 子どもの状態、意識があるか、顔色はどうか、吐いているか、呼吸はどうかなど確認します。
  5. 吐かせてはいけない物や牛乳をのませてはいけない物があるのでかかりつけ医や「中毒110番」などに飲み込んだ物について電話で確認しましょう。ガラスの破片などのとがったものや、吐かせ方に判断がつかない場合にも急いでかかりつけ医や「中毒110番」に飲みこんだものについて電話で確認しましょう。